NO MORE FUKUSHIMA 2011

子供を放射線環境から守りたい 福島県いわき市から 更新日:2011.04.30
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リンク
東京電力
 http://www.tepco.co.jp/index-j.html
原子力安全・保安院 http://www.nisa.meti.go.jp/
首相官邸 http://www.kantei.go.jp/
経済産業省 http://www.meti.go.jp/
文部科学省 http://www.mext.go.jp/
いわき市 http://www.city.iwaki.fukushima.jp/
気象庁 アメダス(表形式)  http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/map25.html
ドイツ気象局(放射能拡散予測) http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

GREEN ACTION
 http://www.greenaction-japan.org/
文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI) http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/past.html
文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果 (ページの下段に積算線量の試算結果が有ります )http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/
福島県 環境放射能測定結果・検査結果関連情報
 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23853
文部科学省 ご意見・お問い合わせ 入力フォーム 学校保健、学校安全、食育・学校給食に関すること https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry09/

お勧めサイト
岩上安身オフィシャルサイト http://iwakamiyasumi.com/
ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/
原子力資料情報室(CNIC) http://cnic.jp/
NO NUKES MORE HEARTS http://nonukesmorehearts.org/

リアルタイム情報
JNN 福島第一原発 情報カメラ (Live) http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/
東京電力 ふくいちライブカメラ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
ガイガーカウンター リアルタイムモニター福島高専布施雅彦研究室
 http://mini.fukushima-nct.ac.jp/fuseken2/
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値 http://www.fmu.ac.jp/home/lib/radiation/


その他
東京電力 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/
広島大学 放射能対策基本情報ポータルサイト http://aboutradiation.hiroshima-u.ac.jp/
GREENPEACE Marine Research http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20110526_MarineResearchpresentation.pdf
人に対する風評被害は人権侵害です
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110422-OYT1T00274.htm



2011.04.30記述

校庭利用基準、変更せず=年間20ミリシーベルト−細野補佐官
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b9%bb%c4%ed%cd%f8%cd%d1%b4%f0%bd%e0&k=201104/2011043000008
時事ドットコム

以下引用
細野豪志首相補佐官は29日夜、TBSの番組に出演し、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると
批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について「われわれが最もアドバイスを聞かなければな
らない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示した。
同時に「通っているお子さんや親御さんの気持ちがあるから、(被ばく量を)できるだけ下げる努力を当然すべきだ」と強調した。
引用終わり

福島第1原発:子どもは年10ミリシーベルト目安
http://mainichi.jp/select/today/news/20110414k0000m040112000c.html
毎日jp

以下引用
福島第1原発事故の影響で、福島県内の一部の小中学校などで大気中の放射線量の値が高くなっている問題で、
内閣府原子力安全委員会は13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に
抑えるのが望ましい」との見解を示した。同委員会は、10ミリシーベルトを目安とするよう文科省に伝えたという。

10ミリシーベルトは、政府が福島第1原発から20キロ圏外の「計画的避難区域」の基準とした年間被ば
く放射線量の20ミリシーベルトの半分にあたる。子どもは、大人よりも放射線の影響を受けやすいとされて
いる。代谷誠治委員は会見で「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被ばくする場合も
あることを考慮すべきだ」と述べ、「学校でのモニタリング調査を継続して実施する必要がある」とした。

震災後にできた現地の市民団体「原発震災復興・福島会議」が、福島県が4月上旬に実施した小中学校や幼
稚園などの校庭・園庭での調査結果を基に独自に集計したところ、県北地域を中心に、全体の2割で、大気中
(地上1メートル)で毎時2.3マイクロシーベルト(0.0023ミリシーベルト)以上の放射線量が検出
された。仮に、校庭に1年間いた場合に20ミリシーベルトを超える値で、同団体は線量の高い学校での新学
期の延期や学童疎開の検討を要請している。
引用終わり

前者の記事では>【原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している】と報道され、後者の記事では
>【同委員会は、10ミリシーベルトを目安とするよう文科省に伝えた】と報道されている。どちらが本当なのでしょうか?。


そこで、本日原子力安全委員会に電話で問い合わせてみました。結論から言うと、どちらも違うようです。
【原子力安全委員会では、文部科学省から年間20ミリシーベルトを提案されので、それを認めた】との回答です。
で、【代谷委員の発言は、「個人的な見解だが」、と前置きした上で「10ミリシーベルト」と会見の席で発言した】のだそうです。
【それは原子力安全委員会として正式な見解を出す前に、個人的な意見を述べたもの】とのお返事を頂きました。

「では年間1ミリシーベルトの基準を、何故20倍にしたのですか」と私が伺うと、【それは文部科学省にお聞き下さい】との
回答です。先に数字を示したのは文部科学省だからでしょうか、それにしても大人も幼稚園児も一律とは驚きですね。
個人的には、小佐古敏荘内閣官房参与も辞任するのではなく、もっともっと内部で抵抗して欲しかったと思います、大変残念です。

以下追記
福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任
http://mainichi.jp/select/today/news/20110430k0000m010073000c.html
毎日jp

以下一部引用
小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト
近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の
見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。
引用終わり

その他詳しい記事は上記URLをクリックして確認して下さい。
TV等のマスコミにも登場して、先生の主張をもっと一般の人にも広く知らせて欲しいと思いました。

下記は東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 小佐古 敏荘教授のホームページです。
http://www.n.t.u-tokyo.ac.jp/kosako/modules/home/


官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
NHK「かぶん」ブログ

興味のある方は上記ページにて、是非全文を読んでみて下さい。NHKさん有難うございます。

追記
【原発】「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210427018.html

テレ朝ニュース


2011.04.27記述

昨日の行動の報告をします。学校の校庭使用制限解除についての対応:
いわき市の地域選出の国会議員の東京事務所1ケ所と、同地域選出一人の国会議員の地元事務所に対して
校庭での使用制限解除に対しての抗議と、運動時の場合に計測して欲しい旨の測定方法変更を強くお願いしました。
その結果、数時間後に前者の国会議員から直接お電話を頂き、詳しく要望をお伝えしましたところ、
「色々調べてみます、ご心配でしょう。」とのお返事を頂きました。

学校給食における牛乳の飲用についての対応:
こちらは昨日の夜に親子で話し合い、少し抵抗が有りましたが当分の間子供自身が飲用しないと約束してくれました。
その分家庭で帰宅後に福島県外の牛乳を与えることにしました。そこで本日近所のスーパーへ出かけて県外牛乳を
探しました。私が購入したのはグリコ乳業の「カルシウムと鉄分の多いミルク」です。

パッケージにフリーダイアルが記載されていましたので、お聞きすると、パッケージ上部にLot番号が記載されている
ので最後の2桁がGGの場合は岐阜工場、私の購入したGAが東京工場のものだそうで、東京工場で使用する牛乳の
産地は八王子市とあきる野市で生産されたものであるとの確認が出来ました。
最近、北海道牛乳が探しても品不足のせしか見かけなくなりました。1週間前には結構有ったんですけど人気なんですかね?。
最近はAmazonでも牛乳が購入出来るようですので、気になる方は検索してみて下さい。
内部被曝も自己防衛するしかないのでしょうか?。


2011.04.24記述

福島県いわき市立の小学校に通う子供を通して2011.04.22に保護者各位へ学校長から
【「学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な考え方について」のお知らせについて】
という1枚の通知を受け取りました。

内容は下記の通り・・・
以下引用
4月19日に文部科学省から「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な考え方について」が示され、
これを受けてまして、福島県教育委員会教育長及びいわき市教育委員会教育長から、野外活動は制限しないという
通知がありました。つきましては、4月25日(月)より野外活動を実施してまいりますので、これまでどおり学校の教育活動
につきまして、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
引用終わり


以下引用
鈴木寛文部科学副大臣記者会見録(平成23年4月21日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1305193_1460.html



2:48〜
「保護者の皆様方に対しては今日明日ということで初めての説明をさせて頂いたわけでありますが、当然色々な、なんと言いますか、
確認をしたいという事であるとか色んなやり取りがあると思っておりますし、既に終わったところに付いてはあるわけであります。

ここは丁寧に学校長等を通じてですね、説明をして行きたいと思います
が、いずれに致しましても、今回のこれまでの分と、これからの
推計の中で年間のトータルの線量として20マイクロシーベルトの範囲内に収まると、十分収まるということの為にですね、今回の校庭に
ついての使用制限等々を行った訳であります。今日もご説明していると思いますし、既に先日もお配りをさせて頂いてありますが、3.8というが
一人歩きを致しておりますが、この前ご説明申し上げました通り、同じ学校の中でも校庭は確かに3.8以上の、校庭の値を示しておりますが、
コンクリートの敷地はその約半分、屋外であってもですね。

それから校舎内においては10分の1以下、という数値をいずれの学校も概ね示している訳でございますので、校舎内での活動を中心とすれば、
十二分に、1年間仮にさらにその事が続いたとしても十二分に低い値に収まると。これはさらに申し上げれば減衰は理論的には、される訳で
ありますから、
そうした事も加味してそれぞれの学校にですね、そうした事を個別によりご理解を頂きたいと、あるいはその為の材料提供
あるいは説明という事をきめ細かく行ってゆきたいとゆうふうに思います。

引用終わり

私は紙1枚しか頂いておりません。
20ミリシーベルトの間違いですよねこれ。でも20ミリシーベルトって避難区域の線量ですけど。小学1年生でも高校生でも一律の設定なんですね。
10分の1以下?、3.8が→0.38以下になる凄い校舎ですね。
セシウムの減衰に付いてはどうなのでしょうか?半減期は30年ぐらいでしたっけ?。


校庭での線量の計測方法だけど、静的測定では意味がなく子供達の立場に立って遊んでいるような動的な状態で
計測しないと駄目なんじゃないかと思うわけです。違いますか?。